東アジアに広がる漆・ぬり文化は日本、中国をはじめとして朝鮮半島、チベット、ブータン、ベトナム、ビルマ、インド など広大な地域に亘って、上古代より発展してきました。
風土に深く根ざしたその文化は、今日もなお脈々と人々の暮らしに継承されております。
20年前より、漆・ぬり文化を愛する源流をたどる調査の旅を開催しました。
しかしまだ、その旅は途上にありますが、そこで収集したさまざまな品が相当数にのぼります。
この度その一端を多くの人々に見てい頂きたく、願船漆・ぬり文化資料館として展示公開することにしました。
平成16年10月 大西長利 |